どんなときでも生活があるんだなぁ。お腹も減るよ。


久しぶりに曇り空をみた気がして、雨でも降ってくれたほうが幾分ましなのに、と心にもないようなことが思考をかすめる。
雨降ったら余計につかれるじゃあないか。と自分で突っ込みをいれつつも、曇りだし前髪も気に入らないし、今日は人に会いたくないから外にでないでおこうとか中学生みたいなことを思う。

そんななか「夕子ちゃんの近道」を読んだ。

夕子ちゃんの近道

夕子ちゃんの近道

帯から勝手に傷ついた人の再生とか暗いだいそれた話だと思い込んでいたけれど、今日の気分にぴったりなゆるくも芯がすうっととおった話だった。

まるで透明な背景みたいな「僕」は読んでる人すべてにあうようで、読んでいて心地よかった。